EW-M660FT(エプソン、カラープリンター)は、インクが高いプリンターの常識を覆す製品。エプソンの別のプリンターと比較したところ、インク代が94%OFFと低コスト。
ただ、EW-M660FTは、長野県下諏訪町からふるさと納税でもらえますが、やめたほうがいいです!インク代が安くなっても、寄付額が2倍になっちゃいます!!!
損しない寄付先はコチラです。
同じエプソンEW-M660FTなのに、寄付額が2倍も違う謎!
EW-M660FTをふるさと納税の返礼品としている自治体は、長野県下諏訪町と長野県塩尻市の2つ。岡谷市を挟んで、車で30分くらいの距離にある2つの自治体で仲良くエプソンEW-M660FTが返礼品。
ただ、同じ返礼品でも寄付額が全然違います。
寄付額が20万円と40万円
EW-M660FTをもらうために、寄付をするわけですが、その金額に大きな差があります。
下諏訪町・・・40万円
塩尻市・・・20万円
同じ家電をもらうなら、寄付額は低いほうがうれしいですよね。
もし、これを知った上で下諏訪町に寄付する人がいるなら、損得勘定を無視した寄付の精神に尊敬してしまうくらいです。
塩尻市とEW-M660FTについての詳しいふるさと納税情報はこちらです。
還元率も大きな違い
ふるさと納税には、還元率というお得度を判断する数値があります。返礼品価格÷寄付額で計算します。
EW-M660FTの価格相場は4万円くらいなので、返礼品価格を4万円とすると、還元率は次のとおり。
【還元率比較】
下諏訪町・・・10%
塩尻市・・・20%
塩尻市のほうが還元率が高くて有利なのは、寄付額が小さいので明らかです。
ここで伝えたいのは、10%の家電還元率は低すぎるということ。20%でもちょっと低いと感じる人が多いと思います。
寄付額を高くした下諏訪町の狙い(予想)
寄付額を2倍にした下諏訪町の狙いを予想しました。あくまで予想なので、軽い気持ちで読んでください。
塩尻市の在庫切れ後の寄付狙い
調べれば、塩尻市のほうがEW-M660FTを少ない寄付でもらえることはすぐに分かります。
ただ、家電返礼品は数が少ないことも多く、在庫切れもよくある話。
もし、塩尻市が在庫切れになったけど、下諏訪町には在庫が残っているとすれば、2倍の寄付を集めることが可能です。
ふるさと納税は、魅力的な返礼品を使って多額の寄付金を集めることが自治体の目的。
塩尻市の在庫切れ後が勝負だと思っているかもしれません。
仕入れコストがかさんだ
下諏訪町のEW-M660FTのふるさと納税ページを見ると、EW-M660FTの提供先が「株式会社 イングスシナノ」と書いてあります。
エプソン→イングスシナノ→下諏訪町、このように流通するとなると、直接エプソンから仕入れるより高くなって当然です。
それでも2倍になるかどうかはちょっと疑問ですが・・・。
どうせなら新しくて還元率が高いプリンターをもらうべき
EW-M660FTがテーマですが、2017年9月にEW-M670FTという新製品が発売されました。
ライバルの塩尻市では、このプリンターを寄付額18万円で返礼品に加えました。市場価格も5万円を超えるので、還元率は約29%。
EW-M660FTをもらおうと思っているなら、新しくて還元率が高い新製品をもらうほうがオススメです。
EW-M660FTを下諏訪町からもらうと大損、まとめ
エプソンのカラープリンターEW-M660FTは、下諏訪町だと寄付40万円に対し、塩尻市だと寄付20万円でもらえます。何も知らずに下諏訪町に寄付したら、大損してしまうところでした。